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生地の色承認:サンプルと量産ロットの違いを防ぐ確認事項

画面上では正しく見えるサンプルでも、店頭の照明や日光の下では、完成した衣服の色が合わないことがあります。紡毛ウール・混紡生地の注文では、生産前に色基準、観察条件、量産ロットの承認手順を定めましょう。色合わせと染色堅牢度は、異なる内容を確認するものです。

承認した一つの見本を色基準にする

未調整のスマートフォン画像ではなく、合意した現物の色基準、または適切な測定条件で裏付けたデジタル仕様を使ってください。参考見本、日付、生地の構造、仕上げを特定し、識別表示のある承認サンプルを保管します。ツイードや混色糸の効果は、個別の色だけでなく、全体の色の混ざり方と柄も評価してください。Fred Textileのカタログの名称はTop DyeingとPiece Dyedです。どちらの方法も同じ色性能を保証すると考えず、選んだ品番の工程を確認しましょう。

色が合うか判断する前に照明と許容差を合意する

参考見本とサンプルを、合意した光源と観察条件で比較してください。ある光源では同じ色に見えても、別の光源では差が見える場合があり、これは光源によるメタメリズム(条件等色)です。機器による色差を用いる場合は、計算式、光源、観測者、測定設定、許容差をまとめて合意します。数値と目視の外観は、合意した条件で確認する必要があります。すべての表情のあるウール生地やブランド仕様に共通する、唯一の色差限度はありません。

サンプル承認と量産ロットの受入れをつなげる

  • 開発サンプル、色サンプル、仕上げ済み量産生地のカットのどれを承認するかを明記します。それぞれ判断する目的が異なります。
  • 承認ごとに品番、色、仕上げ、ロット識別情報を対応させ、承認後に認められた変更を記録します。
  • 裁断開始前に、同一反内、反間、染色ロット間の差をどのように採取・評価するか合意します。
  • 異なる表地、裏地、付属品を組み合わせる場合は、合意した照明で全体の色の調和を確認してください。一つの生地が見本と合っても、衣服全体を承認したことにはなりません。

染色堅牢度は色合わせと別に試験する

色が見本と合っていても、摩擦で移染したり、別の条件で変色したりすることがあります。ISO 105-X12は摩擦に対する染色堅牢度を扱い、乾燥・湿潤の摩擦布による試験を含みます。AATCC TM8も摩擦試験の方法です。洗濯、汗、光には、それぞれ適用する評価が必要です。衣服の用途とお手入れ方法に合わせて試験を選び、方法、条件、合格等級を合意してください。ロットが基準を満たさない場合は、対象ロットを特定し、使用前に供給者と証拠を確認します。新しい写真だけを承認の代わりにしてはいけません。

色の参考見本、生地の方向性、ロット要件、適用試験を、お問い合わせページからお送りください。生産前に、その注文の承認手順を確認しましょう。このガイドは、色差の許容値や染色堅牢度を一律に保証するものではありません。

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